ina_kan’s blog

田舎で兼業の神主の日常。

ムラの未来は「未来を担っていく人々」に託してほしい。

会ったこともないのにこんなことを言うのはフェアじゃないとは思うのだけれど、藤本智士という人は、正直いうと好きになれない。 たぶんリアルでも友達になれないんじゃないかな、知らんけど。 でも、時々ぽんっと膝をたたきたくなるようなことをおっしゃる…

僕は夏が嫌い。

僕は子供のころから夏が好きではありません。 だいたい暑いし。 汗をかいて下着がびしょびしょになるし。 日に焼ける体質ではないし。 薄着になるから、やたらと手足が白いのがばれるし。 で、日に焼けたら焼けたで真っ赤っかになるし。 皮が剥けるし。 めん…

暮らしにルーティンを持とう。

皆が皆、ルーティンを持てばいいと思う。 何気ない良い暮らしには、ルーティンがあるのだ、と。 それは、たぶん、何でもいいのだと思うのだけれど、伝統的に続いているルーティンから始めるのが良いと思う。 朝起きたら「おはよう」と挨拶するとか、もうそん…

御神体とは何か。

神様は目に見えない。見えないけれど、いる。「いる」と感じる。だから、見えないけれども、まるですぐそこにいるかのように神主は奉仕する。それが神祭りの真髄のひとつなわけだけれども。 神主をしていると「神社の御神体は何ですか」という質問をよく受け…

きっと乗り越えてみせる。

コロナの災いのひとつなのかもしれないが家人がイラついている。 子供達と言えば、朝起きたらゲームばかりで、すぐに飽きるし、すぐお腹を空かせる。そして、たいした用事があるわけでもないのに母を探す。 で、探される子供達の母はイラついている。 ところ…

「神社は50年先を見据えて行動すべし」とその人は言った。

「神社は50年先を見据えて行動すべし」とその人は言った。まだぺーぺーだった(否、今もだけど)僕が神職の資格を得て、すぐに宮司を拝命してしまった当時の総代会長その人である。聞けば長く地域の議員を勤め、職を辞した当時でも図書館で勉強を怠らない…

これだけ言えたら、もうバッチリ「男」。

ムラ社会という言葉があります。 僕はこの言葉に比定的な意見を持ちません。 むしろ「おらがムラのことはおらたちが守る」という気風を肯定的に捉え、良きものと考えています。 しかしウィキペディアに掲載されているムラ社会に関する解説は一元的でひどい偏…